祝PC-98愛好会 5周年
各会員他会員外各位とパンダネコ会長殿
PC-98愛好会5周年誠におめでとう御座います
生え抜きのメンバーでも無く昨年秋頃からの愛好会への参加と
10月頃から98雑談スペースへの登壇となっておりますが
昨年の名古屋オフからの同人の方々との繋がりの広がりなど
まさに「皆様98生活を応援するに相応」の会に所属していると言う自覚で御座います
これからも本愛好会の繁栄を願って締めの言葉をさせて頂きます
5周年誠におめでとう御座います
そしてこれからも引き続き宜しくお願い致します
PC-98愛好会5周年誠におめでとう御座います
生え抜きのメンバーでも無く昨年秋頃からの愛好会への参加と
10月頃から98雑談スペースへの登壇となっておりますが
昨年の名古屋オフからの同人の方々との繋がりの広がりなど
まさに「皆様98生活を応援するに相応」の会に所属していると言う自覚で御座います
これからも本愛好会の繁栄を願って締めの言葉をさせて頂きます
5周年誠におめでとう御座います
そしてこれからも引き続き宜しくお願い致します
祝PC-98愛好会 5周年
緑地
2023/09/29(Fri) 22:42 No.159
ぱんだねこ会長
5周年おめでとうございます。
私にとって衝撃の、「第1回オフ会」開催告知発見からの始まりでした。
皆さんにとって有益な場所となる様に、微力ながら盛り上げて往きたいと思って居ります。
次の節目に向かって、今後ともよろしくお願いいたします。
記念カキコでした(^^)/
5周年おめでとうございます。
私にとって衝撃の、「第1回オフ会」開催告知発見からの始まりでした。
皆さんにとって有益な場所となる様に、微力ながら盛り上げて往きたいと思って居ります。
次の節目に向かって、今後ともよろしくお願いいたします。
記念カキコでした(^^)/


ハンドルネームに会員番号付けたので
表題の件、テスト書き込み
ELKS 0.7.0リリース
ELKS (Embeddable Linux Kernel Subset)の0.7.0がリリースされました。
ttps://github.com/jbruchon/elks/releases/tag/v0.7.0
PC-98対応としてはシリアルコンソールやnano-Xアプリが使えるようになっています。
OSの無いPC-9801/PC-9821の動作確認用にいかがでしょう?
詳しくは以下に記載しています。
ttps://tyama501.github.io/elks98doc/
ttps://github.com/jbruchon/elks/releases/tag/v0.7.0
PC-98対応としてはシリアルコンソールやnano-Xアプリが使えるようになっています。
OSの無いPC-9801/PC-9821の動作確認用にいかがでしょう?
詳しくは以下に記載しています。
ttps://tyama501.github.io/elks98doc/
Re: ELKS 0.7.0リリース
tyama_98LM-074
2023/08/06(Sun) 23:07 No.146
実は今まで一度もエプソン互換機で動作するのかどうかが確認できていません。エプソン機で動作を確認された方は教えて頂けると嬉しいです。:)


Re: ELKS 0.7.0リリース
One
2023/08/20(Sun) 14:08 No.147
PC-486SRで1.44のイメージを使い起動できました。
イメージの書き込みはWindowsで行い、rawwritewinを用いました。
最初使い古しのFDを使ったらセクタエラーが出ておや?となりましたが、新品のFDで問題なく起動して一安心です。
EPSON機での報告でした。
イメージの書き込みはWindowsで行い、rawwritewinを用いました。
最初使い古しのFDを使ったらセクタエラーが出ておや?となりましたが、新品のFDで問題なく起動して一安心です。
EPSON機での報告でした。


Re: ELKS 0.7.0リリース
tyama_98LM
2023/08/24(Thu) 00:37 No.156
PC-486SRでの動作確認ありがとうございます。
とても嬉しいです。
私の知る限り報告は世界初です:)
とても嬉しいです。
私の知る限り報告は世界初です:)


PC-9800キーボードに関して蘊蓄とか
PC-9800SERIESロゴのあるキーボード単体を目にするが
たまにVf1~Vf5(バリアブルファンクション)の割り当てが無い
のっぺらの物とフルキーボードが存在するが
これはMS-DOSでは割り当てることは皆無のキーで
別OS OS/2等で使用するため80286以上の機種の一部以降から
OS/2対応のモデルに添付されていた物が該当する関係性からおこる
Vfキーが存在しないがCAPSとカナが物理スイッチのモデルなどはVM11等のV30系(V30HLのUF/UR系を含む)の純粋な80286以下の機種に添付されていた物になる
特にPC-98でDOSやWindowsを使用する上では気にはならない物ではあるが添付モデル特定として1つの判断材料ともなる
なお9800SERIESのロゴの旧ロゴの一部には右上部分に蓋が付いているロットや中を開けてその右側部分の基板に8個くらいのマウスでも繋ごうとした謎の迷走した痕跡があるロットが存在するので手持ちに同等の物があれば見てみると何かを画策したであろう何かの痕跡が垣間見れるPC-9801ES止まりでEAが存在しないとかRAがクロック変えるだけでは物足りずにメモリ規格すら54系統の1MBのSIMMから61系統の2MBのSIMMと最大容量の3MBの壁突破などで結構RA2/5とRA21/51の内蔵メモリ問題は購入時期が若干異なっただけで大幅な進化を遂げて当時問題になった時期とも重なる なおRX2/4とRX21/51はほぼほぼ性能強化はされていないようでハイレゾ機のRL同様にボッタクリ機と見て間違いないと思われる
名機と言われるPC-9801RAだが詳細なモデルを見ると16MHzのみの悲しいRA2/5が垣間見れるが4MHzの差をどうするかアクセラレータや内蔵メモリの問題は介在するがRA21/51に目くじらを立てなくても不人気で球数少ないRA2/5を敢えて選択も面白いと言える
そもそもRA2/5やRX2/4はR SERIES キーボードというまた別の印刷の物で出荷されていたので何かを本当に変えたかったのか迷走期(機)としか言えない
話が逸れたがキーボードや本体名称そのものが一緒でも中身が異なるのもPC-98の謎というか迷走というかロマンが詰まっている
初代の物だけは物理的なコネクタの違いが全然違う物ではあるが以降のを他機種への使用は原則使用可能ではある
またDO/DO+は88モードの兼ね合いから特殊なキーボードではあるが基本的な入力に関しては通常品とは同等と考えられるが上記モードの設定機能の兼ね合いから制御チップは異なっていたりするので基本的にはDO/DO+は専用キーボードでの運用が望ましいと言える
98モードだけしか使わないというDO/DO+ユーザーの方は令和の今はいないだろうし
たまにVf1~Vf5(バリアブルファンクション)の割り当てが無い
のっぺらの物とフルキーボードが存在するが
これはMS-DOSでは割り当てることは皆無のキーで
別OS OS/2等で使用するため80286以上の機種の一部以降から
OS/2対応のモデルに添付されていた物が該当する関係性からおこる
Vfキーが存在しないがCAPSとカナが物理スイッチのモデルなどはVM11等のV30系(V30HLのUF/UR系を含む)の純粋な80286以下の機種に添付されていた物になる
特にPC-98でDOSやWindowsを使用する上では気にはならない物ではあるが添付モデル特定として1つの判断材料ともなる
なお9800SERIESのロゴの旧ロゴの一部には右上部分に蓋が付いているロットや中を開けてその右側部分の基板に8個くらいのマウスでも繋ごうとした謎の迷走した痕跡があるロットが存在するので手持ちに同等の物があれば見てみると何かを画策したであろう何かの痕跡が垣間見れるPC-9801ES止まりでEAが存在しないとかRAがクロック変えるだけでは物足りずにメモリ規格すら54系統の1MBのSIMMから61系統の2MBのSIMMと最大容量の3MBの壁突破などで結構RA2/5とRA21/51の内蔵メモリ問題は購入時期が若干異なっただけで大幅な進化を遂げて当時問題になった時期とも重なる なおRX2/4とRX21/51はほぼほぼ性能強化はされていないようでハイレゾ機のRL同様にボッタクリ機と見て間違いないと思われる
名機と言われるPC-9801RAだが詳細なモデルを見ると16MHzのみの悲しいRA2/5が垣間見れるが4MHzの差をどうするかアクセラレータや内蔵メモリの問題は介在するがRA21/51に目くじらを立てなくても不人気で球数少ないRA2/5を敢えて選択も面白いと言える
そもそもRA2/5やRX2/4はR SERIES キーボードというまた別の印刷の物で出荷されていたので何かを本当に変えたかったのか迷走期(機)としか言えない
話が逸れたがキーボードや本体名称そのものが一緒でも中身が異なるのもPC-98の謎というか迷走というかロマンが詰まっている
初代の物だけは物理的なコネクタの違いが全然違う物ではあるが以降のを他機種への使用は原則使用可能ではある
またDO/DO+は88モードの兼ね合いから特殊なキーボードではあるが基本的な入力に関しては通常品とは同等と考えられるが上記モードの設定機能の兼ね合いから制御チップは異なっていたりするので基本的にはDO/DO+は専用キーボードでの運用が望ましいと言える
98モードだけしか使わないというDO/DO+ユーザーの方は令和の今はいないだろうし
PC-H98 について
PC-9800シリーズのうちPC-H98なる末尾に01または21等の付かない純粋なPC-98型番の9801とはハードウェアやソフトウェア互換の兼ね合いから01を外された亜種が存在します
モデルは主に3世代に分類でき
初期モデル60/70/100
中期モデル80/90+ノーマルモード特化のS8
後期モデル105/ラップトップ液晶モデルT
に分類されます初期モデルは80386DXに外部キャッシュ64KBを搭載したのクロック違いの物とモデル100のみが80486DXを搭載としESDI(ST-506の上位規格)の100MBの固定ディスクを内蔵したPC-98型番の本体価格として当時本体定価215万円と大変高価な機器でしたmodel60/70にも固定ディスク内蔵モデルは存在するが100は3.5インチFDDがU100で5インチFDDが100とPC-9801型番に合わせた命名規約を踏襲しているがモデル70にはUモデルは存在しない、だがマザーボードに共通性が高いとされるN5200系統の同等機種にはU70相当のモデルが存在はする、特殊で高価な機種と言われるがN5200系統と共通する事により出荷台数に対しての開発費はしっかり回収されていたと思われる
元となる系譜はPC-98XAからのハイレゾリューションモードを主に使用するためにRL迄は物理的にサポートされていたV30のデュアルCPUを廃止して速度変換をHELPキー内で設定して起動するなど後年発売のPC9821に採用された様な機構が導入されている
なので起動時にプロセッサ名とクロック表示にメモリカウントがされる仕様ではあるがCPUに対しての倍速CPUを搭載してもクロック数の変化などはないが後年のPC-9821のCPU MODEなどを先行して採用していた伏線的機能は搭載されている
またH98の特徴としてNESA規格仕様として従来のPC-98互換を見切った設計により規格上の内蔵メモリは4GB迄をサポートするものであったが当時はせいぜい載せても内蔵で22MB迄でCバス兼NESAバスのボードにて33.6MBまでが実質の上限であった(取扱説明書でも本機ではと断りを入れて苦しい説明となっている)
また本体と分離して設置する需要にも応えるため特殊な映像信号ケーブルを使用しているのと各I/Fのコネクタ形状も一切従来のPC-98と異なる規格を用いていた高解像度の長いケーブル仕様による信号減衰・ノイズ対策を鑑みれば当時の技術としてはやれることをやって独自を強く推しすぎてユーザー不在で突っ走ってしまったしまった感が半端ない
NESAアーキテクチャの特徴としてはPnPの先行として内蔵メモリ1枚を増設しただけでもリファレンスDiskを要求して機器情報をマザーボード内に格納した情報と整合させる必要がある徹底した機器管理機構が特徴とも言えるなお特殊ケーブルのモニターを使用しなくともS8のみがノーマルモード機として唯一存在しS8においてはPC-9801向けの24KHzモニターがD-Sub15pin2段で接続できる謎機種ではある
ハイレゾモードの特徴である1120×750ドット16色としてH98は登場するが増設機器として256色増設ボードを増設することが出来るが
後年発売のPC-9821の256色とはそもそものメモリーマップやINT関連も含めて別物の規格の物で当然256色マップの存在するアドレスが異なるため等で正式なサポートはWindows3.1迄
Windows95では16色のみ正式サポートとなる
考えられる理由としてWindows95の動作要件を満たす個体の流通台数から普及していない物へのサポートの見切りと推測される
特に初期のモデル60/70はプロセッサが外部キャッシュ64KBを搭載して高速処理をさせているとは言えそもそも80386DXであるし唯一80486DX搭載の100は高価な本体で一般的に普及しているとは言いがたいし中期のモデル80/90後期の105/Tは256色は対応はしてはいるが位置づけ的には初期モデルのリースアップ等の代替要素が高くPC-9801シリーズ程に普及していた機種群とはお政治にもとは言いがたい
一般・法人向けに販売されていたとはいえ実際の所、DOSベースのCAD/CAM用途での販売が主軸でWindowsを必ずしもサポートするかは重要視はされていない特殊用途の導入が多く高額な機種故に仕方なく対応機種に入れておいた的対応と見た方が早いと思われる
よって本シリーズで256色を正式にサポートするのはWindows3.1のみとなる
またOSもハイレゾリューションモードで固定ディスク等からの起動はMS-DOS5.0前の3.3はハイレゾ専用のDOSを用意する必要があるので起動しないと嘆く前にDOSのバージョンを確認されたし5.0以降は気にせずに使えるこれは従来のXA~RLのハイレゾ機も同様である
また高価な機器に移行したがモニターも高価になりインターレース方式一択の旧式ハイレゾモードとは別にノーマル31KHz出力のノンインターレースモニター接続の動作モードと廉価モニター(長残光方式)と24KHzのモニター(PC-H98-K04経由)の3種類の出力モードを本体電源投入時に接続先モニターを自動判断して特性に合わせた適切な信号出力が行える仕様になっている
また専用モニター接続時はキーボード接続のサポートとモニターフロントパネル下に輝度と音量ボリュームがあり正面の電源ボタンで本体の電源も落とせる仕様となっている、なお省エネ等でモニターのみ電源を切りたい場合は正面では無く背面のスイッチ操作で行う
実際に流通したのが廉価版のインターレースモニターが多くwebアーカイブ上でも長残光モニター仕様の特殊機種と記載がされてはいるが実際にはノンインターレースの短残光をサポートしているのはPC-KH2021 N5926-21 PC-KH1511の3モデルに限定される
現存するモニターは皆無に近いがPC-H98-K04ケーブル経由のPC-TV454/455ではハイレゾ表示に対応するがこれもアスペクト比が正確であるかは不明
特殊なモニターケーブルとリファレンスDiskが鍵となるがモニターに関して言えば配線のピンアサインが公開されているのでVGA化等は可能と思われる リファレンスDiskは構成変更のされていない個体で起動時に構成変更エラー無く立ち上がればHELPキーからのセットアップメニューから再生成が可能
令和の現在は何かしらのボードを抜いたりされて流通されているので設定変更無しでの起動個体の再流通は難しいと思われる(内蔵HDDや61規格のSIMMの取り外しなど)
むしろパスワードロック機能が搭載されているためjunk個体を入手して機器構成が変更されておらず起動に至ったとしてもパスワードロックの洗礼を受けることは有り得るので入手に関しては最善の注意が必要
また先進的な機能としてニッカド電池を使用しない1次電池方式を採用しmodel105とT以外はコンデンサも四級塩不使用と色々な意味で従来のPC-9801型番と違ったことから今となっては意外な結末を生む哀れな機種群である なおHDDは初期はESDIであったが中期のモデル80/90からSCSI(55互換)に移行している
ノーマルモードはV30互換を見切ってはいるがマザーボード内やリファレンスDisk内に26Kや73ボードのリソースや配線用コネクタがあることも興味深く高価な機材だった機種でPC9801型番のゲームがプレイできる異様な互換性には後年退役した機材を手にした物はある意味で面白い機種と思うほどアプリケーションやハードウェアのノーマルモードでの互換性は純粋に高く興味深い
この機種が廉価で多数発売普及されてかつWindows95襲来さえなければPC-98の別の未来と思えるとても作りの良い機材群である(モデル105とTは四級塩被害で故障品が多いので除く)
DOSやWin3.1迄の相性は抜群
モデルは主に3世代に分類でき
初期モデル60/70/100
中期モデル80/90+ノーマルモード特化のS8
後期モデル105/ラップトップ液晶モデルT
に分類されます初期モデルは80386DXに外部キャッシュ64KBを搭載したのクロック違いの物とモデル100のみが80486DXを搭載としESDI(ST-506の上位規格)の100MBの固定ディスクを内蔵したPC-98型番の本体価格として当時本体定価215万円と大変高価な機器でしたmodel60/70にも固定ディスク内蔵モデルは存在するが100は3.5インチFDDがU100で5インチFDDが100とPC-9801型番に合わせた命名規約を踏襲しているがモデル70にはUモデルは存在しない、だがマザーボードに共通性が高いとされるN5200系統の同等機種にはU70相当のモデルが存在はする、特殊で高価な機種と言われるがN5200系統と共通する事により出荷台数に対しての開発費はしっかり回収されていたと思われる
元となる系譜はPC-98XAからのハイレゾリューションモードを主に使用するためにRL迄は物理的にサポートされていたV30のデュアルCPUを廃止して速度変換をHELPキー内で設定して起動するなど後年発売のPC9821に採用された様な機構が導入されている
なので起動時にプロセッサ名とクロック表示にメモリカウントがされる仕様ではあるがCPUに対しての倍速CPUを搭載してもクロック数の変化などはないが後年のPC-9821のCPU MODEなどを先行して採用していた伏線的機能は搭載されている
またH98の特徴としてNESA規格仕様として従来のPC-98互換を見切った設計により規格上の内蔵メモリは4GB迄をサポートするものであったが当時はせいぜい載せても内蔵で22MB迄でCバス兼NESAバスのボードにて33.6MBまでが実質の上限であった(取扱説明書でも本機ではと断りを入れて苦しい説明となっている)
また本体と分離して設置する需要にも応えるため特殊な映像信号ケーブルを使用しているのと各I/Fのコネクタ形状も一切従来のPC-98と異なる規格を用いていた高解像度の長いケーブル仕様による信号減衰・ノイズ対策を鑑みれば当時の技術としてはやれることをやって独自を強く推しすぎてユーザー不在で突っ走ってしまったしまった感が半端ない
NESAアーキテクチャの特徴としてはPnPの先行として内蔵メモリ1枚を増設しただけでもリファレンスDiskを要求して機器情報をマザーボード内に格納した情報と整合させる必要がある徹底した機器管理機構が特徴とも言えるなお特殊ケーブルのモニターを使用しなくともS8のみがノーマルモード機として唯一存在しS8においてはPC-9801向けの24KHzモニターがD-Sub15pin2段で接続できる謎機種ではある
ハイレゾモードの特徴である1120×750ドット16色としてH98は登場するが増設機器として256色増設ボードを増設することが出来るが
後年発売のPC-9821の256色とはそもそものメモリーマップやINT関連も含めて別物の規格の物で当然256色マップの存在するアドレスが異なるため等で正式なサポートはWindows3.1迄
Windows95では16色のみ正式サポートとなる
考えられる理由としてWindows95の動作要件を満たす個体の流通台数から普及していない物へのサポートの見切りと推測される
特に初期のモデル60/70はプロセッサが外部キャッシュ64KBを搭載して高速処理をさせているとは言えそもそも80386DXであるし唯一80486DX搭載の100は高価な本体で一般的に普及しているとは言いがたいし中期のモデル80/90後期の105/Tは256色は対応はしてはいるが位置づけ的には初期モデルのリースアップ等の代替要素が高くPC-9801シリーズ程に普及していた機種群とはお政治にもとは言いがたい
一般・法人向けに販売されていたとはいえ実際の所、DOSベースのCAD/CAM用途での販売が主軸でWindowsを必ずしもサポートするかは重要視はされていない特殊用途の導入が多く高額な機種故に仕方なく対応機種に入れておいた的対応と見た方が早いと思われる
よって本シリーズで256色を正式にサポートするのはWindows3.1のみとなる
またOSもハイレゾリューションモードで固定ディスク等からの起動はMS-DOS5.0前の3.3はハイレゾ専用のDOSを用意する必要があるので起動しないと嘆く前にDOSのバージョンを確認されたし5.0以降は気にせずに使えるこれは従来のXA~RLのハイレゾ機も同様である
また高価な機器に移行したがモニターも高価になりインターレース方式一択の旧式ハイレゾモードとは別にノーマル31KHz出力のノンインターレースモニター接続の動作モードと廉価モニター(長残光方式)と24KHzのモニター(PC-H98-K04経由)の3種類の出力モードを本体電源投入時に接続先モニターを自動判断して特性に合わせた適切な信号出力が行える仕様になっている
また専用モニター接続時はキーボード接続のサポートとモニターフロントパネル下に輝度と音量ボリュームがあり正面の電源ボタンで本体の電源も落とせる仕様となっている、なお省エネ等でモニターのみ電源を切りたい場合は正面では無く背面のスイッチ操作で行う
実際に流通したのが廉価版のインターレースモニターが多くwebアーカイブ上でも長残光モニター仕様の特殊機種と記載がされてはいるが実際にはノンインターレースの短残光をサポートしているのはPC-KH2021 N5926-21 PC-KH1511の3モデルに限定される
現存するモニターは皆無に近いがPC-H98-K04ケーブル経由のPC-TV454/455ではハイレゾ表示に対応するがこれもアスペクト比が正確であるかは不明
特殊なモニターケーブルとリファレンスDiskが鍵となるがモニターに関して言えば配線のピンアサインが公開されているのでVGA化等は可能と思われる リファレンスDiskは構成変更のされていない個体で起動時に構成変更エラー無く立ち上がればHELPキーからのセットアップメニューから再生成が可能
令和の現在は何かしらのボードを抜いたりされて流通されているので設定変更無しでの起動個体の再流通は難しいと思われる(内蔵HDDや61規格のSIMMの取り外しなど)
むしろパスワードロック機能が搭載されているためjunk個体を入手して機器構成が変更されておらず起動に至ったとしてもパスワードロックの洗礼を受けることは有り得るので入手に関しては最善の注意が必要
また先進的な機能としてニッカド電池を使用しない1次電池方式を採用しmodel105とT以外はコンデンサも四級塩不使用と色々な意味で従来のPC-9801型番と違ったことから今となっては意外な結末を生む哀れな機種群である なおHDDは初期はESDIであったが中期のモデル80/90からSCSI(55互換)に移行している
ノーマルモードはV30互換を見切ってはいるがマザーボード内やリファレンスDisk内に26Kや73ボードのリソースや配線用コネクタがあることも興味深く高価な機材だった機種でPC9801型番のゲームがプレイできる異様な互換性には後年退役した機材を手にした物はある意味で面白い機種と思うほどアプリケーションやハードウェアのノーマルモードでの互換性は純粋に高く興味深い
この機種が廉価で多数発売普及されてかつWindows95襲来さえなければPC-98の別の未来と思えるとても作りの良い機材群である(モデル105とTは四級塩被害で故障品が多いので除く)
DOSやWin3.1迄の相性は抜群